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松舞町ラブストーリー
山陰の仮想の町松舞町を舞台にした、様々な恋愛を見守ってやって下さいね。
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ドキドキ・・・
[ヒデ兄、今夜泊らせて下さいよ。明日からブラスバンドのサマーキャンプで、朝6時に松舞高校集合なんです。]
そうヒデ兄にメールを打った。
「おしっ、これでOK」携帯をパタンと閉じて、飲みかけのコーラを一気に飲み干す。
おはようございます、健吾です。
―――――――――8月7日(日)―――――――――
「お~い健吾、起きちょお~かね?」
うちの庭から楓の叫ぶ声が聞こえた。
「あほっ、今何時だと思っちょうや、普通に起きちょうわや。上がって来いや」
窓から身を乗り出し、楓に声をかける。

「おじゃましま~す。おばさ~ん・・・おばさ~ん・・・あれっ?」
「あぁ、お袋なら今日は、雲山に出かけちょうけん、同窓会だと。」
「そげか・・・じゃあこれ、勝手に冷蔵庫に入れちょくね。今朝、お父さんが釣ってきたヤマメ」
「おっ、サンキュ。なぁ、お前サマーキャンプの準備終わったかや?」
「うん、後は着替えや歯磨き詰めぇくらい。健吾は?」
「いや、面倒臭いけんまだ何もしちょらんに。」
「相変わらずね。しゃん事だけん去年みたいにパンツ忘れぇわね。」
「トランクスって言えよトランクスって。パンツってお前・・・」素に女の子にそう言われると意外に照れるものですね。


「あっ、そげそげ。健吾聞いた? お盆の間だけでも、道の駅でバイトしてくれって、細木のおばさんが言っちょうらしいよ。」
「今年もかや。け~、部活や受験勉強で忙しいって、あぁほど言っちょうになぁ」
「う~ん、でも健吾が受験勉強しちょう所見た事ないしなぁ・・・。どげせゲームしかしちょらんでしょ? ちゃんと夏休みの課題進んじょうかね?」
「ゲームが佳境に入って来て面白いけんな、今。まぁ課題なんて最後の一日でチョチョチョっとやっちまえば、ええわや。」
「あいけ~去年もそげ言っちょって、最後には私に泣き付いたがね? ええ加減、成長すぅだわね。そぉ~に、受験す~のは私じゃないけんね」

「受験かぁ・・・ええよなぁ楓は、進路もう決めちょうけん。」
「呆れた。あんたこの時期になってまだ進路迷っちょうかね?」
「う~ん・・・正直言うとそげだな。親は島大進学しろって言っちょうけど、ヒデ兄を見ちょうと就職も悪うないかなって思ってるし、お前や佳奈絵さんみたいに情報処理の専門学校行って、手に職を付けときたいって気もしちょう。」
「うちの専門学校なら、大学落ちてからでも間に合うけん、就職か進学かどっちにするかだよね。」

「そげだよなぁ、この不景気で求人があんま来ちょらんって、進路の先生言っちょったし、かと言って島大受かる自信も無いけんなぁ。受かったとして4年後にはどの道就職先を探さなきゃいけんだろ、何か寄り道しちょうだけって気がすうに。」
「う~ん・・・そげ言われると悩んじゃうわよね。・・・そうだ、昨日芦川先輩達が帰省したんよね、話聞いてみぃだわね?」

「緑川さんにも会える?」
「そっちかよ健吾!!」
「おう、悪いか?」
「私と言う可愛い彼女がお~くせに、他の女に興味を示すなんて!」
「可愛いねぇ・・・」
「何だね、文句有ぁかね?」
「いや・・・その右手をグーにしちょうのが、妙に気になぁが・・・」
「じゃあ、さっきの発言撤回すうだわね」
「はい・・・そげします、撤回します。楓は可愛い彼女です。楓以外の女性には興味を示しません。・・・これで良いか?」
「妙に棒読み~。そうよ、最初からそげ言えば良いのよ。とりあえず、朝葉さんにメールしてみるけんね。あんたは、サマーキャンプの準備しちょうだわね。」


僕は渋々、押入れからエナメルを取り出し、準備を始めた。
サマーキャンプの準備って言ったって、着替えと洗面用具、筆記用具ぐらいなんですよね・・・あっ、DSとかPSPとか遊び道具を忘れちゃいけませんよね(^_^;)

「どげだ?進んじょうかね?」
「緑川さん、何だって?」
「午前中は店番だけど、お昼からは空いてるってさ。芦川先輩も、来るんだって♪」
「何だや楓だって、颯太さん来うって分かったら、やけに嬉しそうじゃんか」
「ふふ~んだ。どげした?嫉妬しちょうかね?」
「アホか、颯太さんは、お前みたいなガキはNO眼中に決まっちょうがや」
「え~っ、そげに幼稚園の時、将来颯太さんのお嫁さんになあって、約束しちょう仲だけんね、芦川先輩とは。」
「うわっ、マジかよ楓」
うっ、正直ちょっぴり動揺してしまいました。


「さぁ、そうと決まったらさっさとサマーキャンプの準備して松舞に下りよう健吾。」
「おう、後は着替え入れたら終わぁけんな」
「パンツどこよ、入れといてあげぇ~けん。」
「いや、だけんトランクスって言うだわや楓ぇ(^_^;)」

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本田・沢田編【完結】
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