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松舞町ラブストーリー
山陰の仮想の町松舞町を舞台にした、様々な恋愛を見守ってやって下さいね。
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君を思い出す事
「ご主人様ぁ今晩泊りに行っても良いですかぁ?
携帯に、詩音の甘えた文面のメールが届いていた。
「俺、残業かもしれないから、合鍵で勝手に部屋に入ってて良いよ」
そう返信した。
相変わらず、二人の時はご主人様と呼ばれてます、こんばんわ旧名、御主人様28号こと、隆文です。
―――――――――6月24日(金)―――――――――
詩音が、社会人となって3カ月近くが経ちました。
震災の影響で採用取り消しになるんではと、懸念していましたが、特にそんな動きもなく入社日を迎えたみたいです。

それはそうと詩音が、また最近甘ん坊になってきたんですよ♪
きっと、また社内の人間関係とか、愚痴をこぼしたいんでしょうね。
こっちも、会社の仕事や人間関係で毎日疲れているんですが、詩音をおざなりにする訳にはいきません。
自分の事は二の次にして、詩音の相手をしてやろうと思います。
まぁ、詩音と一緒に過ごす時間自体が、僕にとっては一番の治療薬ってのもありますしね♪

そうと分かれば、サクサク仕事をこなして、少しでも早く帰れる様に
しなきゃいけませんね。
後は、提案書を仕上げて部長の認めを貰えば、それを先方に届けて数件顧客訪問・・・帰社して、溜まった営業報告を仕上げる・・・うわぁ、こりゃ簡単に終わりそうも有りませんね(^_^;)


「それじゃあ、ご提案させて頂いた事案の方、何卒よろしくお願い致します」そう言って、事務所のドアを閉めた。
とりあえず、提案書の提出まではスムーズに終わりました。後は帰って、事務整理ですね。
時計は、5時になろうとしています。
この先の時間計算をすると、退社出来るのは早くても11時を回りそうです。

残業確定を詩音にメールしておこうと、携帯を取り出すと、着信履歴が着いていた。
会社からの着信です・・・何か嫌な予感がします。
少しブルーが入りますが、かと言ってスルーする訳にもいきません。

「あっ、もしもし村下です。お疲れ様です。携帯に着信入ってたんですけど? はい・・・」
電話の向こうで、事務の女の子が電話の主を探しています。
[もしもし村下さん、部長が電話したそうですけど、今、他の電話に出ておられます・・・あっ、ちょっと待って下さい、電話終わりそうです]
保留音を聞きながら、電話を折り返した事を後悔した。
どうせ、部長の事だから、面倒臭い仕事を押し付けるつもりなんだろう。
益々、退社が遅くなってしまいますよ、これじゃあ

[もしもし、村下君?  おう、提案書どうだった?]

「営業部長に目を通して頂きまして、OK頂きました。最終的には常務の決済が要るとの事で、週明けにこちらから確認する事になってます。」

[そうかそうか、お疲れさん。 お前まだ、横浜だろ? すまんが、その足で鎌倉の○○物産に行って来てくれんか?]

「鎌倉ですか?」

[あぁ、ちょっと手違いが有って、商品の中に破損品が入っていたらしい。回収がてら、断りに行って来てくれ]

「あの担当が扱い難い?」

[そうだ、例の○○物産だ、丁寧に対応頼んだぞ。詳細は、お前の携帯にメールするから。それが終わったら、直帰していいぞ今日は。]

「直帰ですか?でも、部長に提出する営業報告作らなきゃいけないですから、帰社します。」

[それは、来週入ってからで良いぞ。とにかく、先方対応に全力で当たってくれ]

「は、はぁ・・・分かりました。じゃあメール待って対応します。」

直帰出来るのは嬉しいんですが、○○物産の担当者って相当気分屋で扱い難いって、誰もが言うんですよね。
しかも、うちの上得意さんだから下手な対応は出来ないですし。
部長自ら電話してきたって事は、部長自身のミスなんでしょうね。
対価としての直帰は、割りに合わない様な気もします。




「それじゃあ、申し訳ございませんでした。失礼致します。」

僕は逃げる様に○○物産を出た。
担当の気分が変わらないうちに、ここから離れたい気持ちで一杯だった。
正直言って、担当の機嫌が良かったのはラッキーでした。
「さっき、お宅の部長さんから電話有ったよ。明日の朝には、代替品届くんだってな。 破損品?おう、これな。次からはちゃんと頼むよ。」そう言うと、担当者は事務所の奥に消えていった。

部長に結果報告の電話を入れ、駅へと向かう。
まだ、6時半です。このまま直帰となれば、乗り換えなしの1時間ちょっとでアパートに帰れます。
ラッキーが重なりましたね、これは♪
詩音に、7時半にはアパートに帰っている事をメールする。


ホームで電車待ちの間にメールの返信が届いた。
[ご主人様、お仕事お疲れ様ですぅ、ニャンニャン。詩音は、急用が有るって定時退社してしまいました(私、悪い子でしょうか?)。今、駅を降りてご主人様のアパートに向かって歩いてますよ。 アパートの冷蔵庫さんと相談してから、夕ご飯のお買い物に出掛けてこようと思いますが、何かリクエストはございますか、ご主人様?

・・・いつも以上に甘えた感じのメールです。
そりゃ相当ストレスが溜まってそうですね(^_^;)
[詩音の作る料理なら、何でもOKだよ。明日の朝ご飯は、久しぶりに駅前の喫茶店でモーニング食べようか。最近、新メニューでバゲットサンドが加わったよ。]そう、メールを返信する。


電車が来るまで、あと3分
それまでの時間、ゆっくり詩音の事を考えていようかな。
真剣に考え事をしている顔、ちょっと怒った顔、詩音の笑顔、笑い声、甘えた上目遣い、甘く切ないの吐息・・・

そして僕の中に、す~っと詩音が流れ込んできた。


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テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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