FC2ブログ
松舞町ラブストーリー
山陰の仮想の町松舞町を舞台にした、様々な恋愛を見守ってやって下さいね。
カウンター

最近の記事

カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

月別アーカイブ

カテゴリー

QRコード

QRコード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

A・KI・HA・BA・RA
「お~いモリヒデ、こっちこっち」
「ふぇ~、日曜の朝だって言うのに地下鉄混んでんなぁ」
「そんなもんだって東京なんて。再来週は、東京マラソンだからもっと混雑するぞ、きっと」
「あ~嫌だ嫌だ、俺、人が多いの苦手だからさ」
そりゃ人が多いのが得意な人はいないと思う
こんにちは、芦川颯太です。
―――――――――2月13日(日)―――――――――
今、悪友のモリヒデと彼女の金田が遊びに来ています。
「駅から、緑川のアパートまでは結構歩くん?」
「いいや、5分程だぞ・・・あれ?お前ら荷物はどうしたん?」
「おう、朝のうちにホテルから宅配便で送り出した。どうせ着替えとかばっかだしな。」
「そうだよな、スーツケース転がしながら、街中歩けないもんな」
「あ~、この通りも結構おしゃれじゃないモリヒデ」
「本当だなぁ、やっぱ東京は違うなぁ颯太」
「そうかぁ? 住み続けてると気にならないけどなぁ・・・次の角、曲がったらその先だから」
「確かに駅から近いわね。でもスーパーとか無さそうじゃない、ここって」
「商店街は、この奥の坂を下った所に広がってるからなぁ・・・ほらここ、ここの2階」

「ただいま~」「朝ちゃん、おはよ~」「緑川、お邪魔するぞぉ」
「はいは~い、おはよう~カナカナ、モリヒデくん」
「うわ~きれいな部屋だね、朝ちゃん」
「そう? 普段散らかしちゃってるから、昨日は一日片付けしちゃってたんだけどね。 まぁ、とにかく座って座って♪ 二人ともコーヒーでいいかな?」
「あっ、じゃあ俺コーヒーいれるよ、新しい豆買って来たしね」

僕はいつも様に、コーヒーポットを棚から取り出し、水を入れ沸かし始める。
「ふ~ん颯太、お前やけにこの部屋の中詳しくないかぁ?」
ニヤニヤしながらモリヒデが覗き込んで来た。
「お前だって人の事言えねえだろ、金田の家がリビングでお前の部屋が寝室みたいなもんじゃんか」
「おう、たまに大家さん所が食卓になったりするけどな」
モリヒデの奴はマジで結婚まで秒読み段階って感じですね(^_^;)

「しかし颯太、お前昨日一昨日も忙しかったんだな。陸上?それともバイト?」
「いや・・・それが、単位落としそうで必至にレポート書いてたんだ。でもまぁ無事三回生に上がれたぞ」
「お前が、夜這いばっかしてっからだぞ」
「馬鹿、俺達は至って真面目で健全・・・かな・・・まあ、とにかく普通だぞ」
「こら~モリヒデ~野暮な事聞かないの」リビングの方から金田の奴が叫んでます。

「じゃあ余裕見て、4時半に浜松町のモノレール連絡通路の所ね、朝ちゃん」
「うん、了解だよ颯太君 そうだ、二人で変なお店行っちゃあダメだよ。」
「そうだぞモリヒデも。そんな所寄った日には宍道湖上空から突き落とすからね。」
「いや、それは無理だろ金田」
「・・・ヒグラシに帰ってからイジメ抜かれる位なら、宍道湖に飛び込んだ方が楽なんだぞ颯太よ」
「あっ、ひど~いモリヒデ 明日から弁当作ってやんないからね」
「相変わらずだね、カナカナもモリヒデ君も」朝ちゃんがクスクス笑ってます。
「じゃあ、僕たち秋葉に向かうわ。おい行くぞモリヒデ」
「おう・・・緑川、コーヒーごちそうさん」そう言いながら、モリヒデはカップを流しまで運んで行った
・・・う~ん、ずいぶん金田に教育されたみたいだな、以前じゃ絶対考えられない行動です(笑)


約1時間後、僕達は秋葉原のホームに降り立った。
「ふぇ~、東京って小さい様に見えて結構広いんだなぁ」
「ん~確かにそうだなぁ・・・オレも秋葉原はそんなに行く事が無いからなぁ」
「え~マジで?勿体ない」
「だって俺はモリヒデ程、パソコンとか家電に執着ないからなぁ」
「だってメイドカフェだって有るんだぜ」
「馬鹿、もっと興味無いわいモリヒデ」
「まぁ俺も口では言ってるけど、実際行きたいとは思わないなぁ」
「あぁ~やっぱりモリヒデもそうなんだ。お互い彼女が居るからなぁ」
「って言うより、あの『美味しくなぁれ美味しくなぁれ、萌え萌え萌え』ってされるのうざくない?」
「そっちかよ」
・・・しかも随分マニアックなフレーズを知ってますよねモリヒデ(^^ゞ

「あ~ここ、この店ネットでも結構安く売り出してんだよなぁ・・・ちょっくら寄っていいか颯太?」
「おう、お前が行きたい店遠慮せずに入っていけよ」
「うお~、この無線サーバー安いじゃん。これなら俺の部屋に置いておいても、ヒグラシの部屋まで電波届きそうだな。」
いや、お前はどんだけ金田ん家に入り浸るつもりなんよ(^_^;)

「あっ、これこれ。健太が欲しがってたゲームソフト・・・中古がもう出てんだな、買って帰ってやるか」
・・・これで7件目です、さすがにちょっと疲れてきましたよ俺は
「なぁモリヒデ・・・もう1時半だしそろそろ昼飯にしないか?」
「そうだな・・・少し腹減ったよな、どっかお勧めの店有る?」
う~ん、マジでアキバは滅多に来ませんからね・・・しばし僕は悩みました。
「あっそうだ! お前に最適のバーガーショップが有るぞ。俺も一度行ってみたかったけど、朝ちゃんと一緒だと絶対に朝ちゃんが拒否りそうだから行けなかったんだよな」
「何々? メイドさんの居るバーガーショップ?」
「いや、そう言うんじゃなくて・・・サイズがデカいんだよ、そこのバーガー、アメリカンサイズって言う感じだな」
「おっ良いねぇ・・・当分食いたくないって位食べてみたいねぇ」


それから3件ほど通りすがりの店を冷やかしてから、やっとで目的のバーガーショップに辿り着きました(-_-;)
「おぉぉぉマジでデカいじゃん、このハンバーガー」
「だろ~、こんなんだから朝ちゃんを誘えなくってな」
「ヒグラシならバクバク食いそうだけどな(笑)」
「そう言えば、もう金田のお母さんや大家さんに挨拶したんかモリヒデ?」
「何で? もう住んで3年近いんだぜ今更何を挨拶しろって言うんだよ?」
「いや普通の挨拶じゃなくて・・・『お嬢さんを下さい』とか・・・ほら、色々あんだろ普通」
「あぁ・・・そっちかぁ、そっちの挨拶はまだだな。まだ、完全に一緒になるって決まった訳じゃないし」
「だってプロポーズしたんだろお前」
「まぁ、したと言えばしたけどさぁ・・・まだ、正式なプロポーズじゃないし。はっきりしたヒグラシの返事貰った訳じゃないしな」
「でもまぁ、結婚する気はお互い有るんだろモリヒデ?」
「俺はな・・・ヒグラシの気持ちは・・・どうなんだろ・・・おっ結構味も美味いじゃん、このハンバーグ♪」
あっ、モリヒデの奴上手く話を逸らしましたね・・・まぁ、絶対金田も同じ気持ちなんだろうけど、やっぱり本人の口から聞かないと100%とは言えませんもんね。

もし僕が朝ちゃんにプロポーズしたとして、どんな反応が返ってくるか少し心配になった。
そう考えると、モリヒデが弱腰なのも何となく頷けます。
でもまぁ、まだ2年間は学生なんだし、その後だって就職して落ち着くまでは結婚とか考える事はないんでしょうね。
それまでの時間で、ゆっくりと朝ちゃんとの関係を深めていけば、きっと大丈夫ですよね。
「焦る事はない、僕らは僕らの時間軸で過ごしていけば良いんだから」って、自分に言い聞かせてみる。
・・・うん、確かに美味いっすね、このハンバーガー♪






松舞ラブストーリーアーカイブ
 
ショート・ショート編
モリヒデ・ヒグラシ編
颯太・朝葉編
洋介・日向編
幸一・真子・美結編
御主人様28号・詩音編
比呂十・美咲編
優ママ編
本田・楓編
android game編
ある高校生の夏休み編【完結】
(小夜曲)sérénade編【完結】
楓・青木先輩編【完結】
本田・沢田編【完結】
2009年収穫祭編【完結】


blogram投票ボタン

スポンサーサイト

テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://matumai.blog57.fc2.com/tb.php/228-c8914967
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。