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松舞町ラブストーリー
山陰の仮想の町松舞町を舞台にした、様々な恋愛を見守ってやって下さいね。
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朝・・・まどろみの中・・・
モリヒデが突き上げる激しい振動、そしてその動きの隙間を埋める様に列車のゆるやかな振動が、敏感になっている私の身体を容赦なく責め続けていました。
いつもと違う刺激に、私の身体は蕩けていき、頭の中は真っ白になっていきます。
そして味わったことの無い様な大きな波が、私の身体を・・・・・
あっ(^_^;)
何を思い出しているんでしょうか、私・・・レディースコミックの読み過ぎかな?
おはようございます、カナカナです。
―――――――――2月11日(金)―――――――――
一糸もまとわぬ生まれたままの姿で、布団に潜るのって意外と気持ちが良いものですね♪
もう一度しっかり布団に包まり、室内を見渡してみる
サンライズの中って、ちょっとしたビジネスホテルの様です

乗って早々、モリヒデは新しいおもちゃを与えられた子供の様に、色々なボタンを触ったりしてはしゃいでいます。
「ちょっとモリヒデ、子供じゃないんだから、ちょっとは落ち着きなさいよぉ」
「いやだって、サンライズだぜサンライズ♪ 嬉しいじゃんか」
「私と旅する事より、サンライズに乗れた方の事が嬉しいんじゃない?」
私の一言に、モリヒデが真顔になり顔を寄せてきた
「馬鹿、ヒグラシと一緒だから、こんなにテンションが上がってるんじゃないかよ」っと唇を寄せてきた、わざとらしい答えですがそんな答えに弱いんですよね。
「ちょっと・・・外から丸見えだって・・・」
「ん~大丈夫大丈夫」いや・・・大丈夫じゃないって、今、玉造温泉駅に停車中だから・・・ほら、駅員さんがこっちを見てるってば(-_-;)


「んおっ、うまいこの炊き込みご飯 この牛肉も味が染みててサイコー

・・・おもちゃに飽きたモリヒデは、今度は駅弁に大はしゃぎです。
こんなテンションで3日間過ごされたら私、予想以上に疲れちゃいそうですよ。

「んで、急いで出たからスケジュール聞いてないんだけど、どんな日程なんだヒグラシ?」
お弁当をテーブルの上に置き、私はバッグから日程表を取り出す。
「先ず明日は、東京駅からそのまま幕張に移動して、一日ディズニーランドだよ。夜まで過ごしたら東京に戻って、品川のホテルにチェックイン。土曜日は一日東京観光・・・特に場所はまだ決まってないけどね

「ツアーとかじゃないんだ。」
「うん、往復の移動とホテルのみのセットパックにしたの。その方が自由が利くでしょ」
「確かにな。」
「それで、土曜の夜も同じホテルに泊まってホテルのディナーバイキング食べて、日曜日も夕方まで自由行動、夕方の飛行機でこっちに戻ってくるの。空港までは、雄一おじさんが迎えに来てくれるようになってるから。」
「確かに、自由行動が多いなぁ・・・颯太や朝ちゃんには、会わないんだ」
「あっ、朝ちゃんに東京に卒業旅行に行くって事はメールして有るけど、元々キミちゃんが一緒だから特に会う約束はして無いのよね。そうだね、モリヒデとなら颯太君や朝ちゃんに会っても平気だもんね。後で、朝ちゃんにメールしておくわ」
「おう、予定が空いている様なら、あいつ等にも会いたいよな・・・何なら、その日は別行動でもいいぞ、俺、秋葉原行ってみたいし」
「あっ、颯太君とメイドカフェ行くつもりでしょ」
「ばっ馬鹿、おっ俺は家電街をプラプラしたいだけだって」
「あ~、何でそこで吃かなぁ?」
「うっせぇなぁ~ ほら、駅弁さっさと食べてしまえよヒグラシ」
・・・あやしいですね、モリヒデの奴(笑)


夕ご飯が終わって、一息付く頃にはもうサンライズは米子を過ぎて山陰本線を離れ始めていました。
「・・・ん~、朝ちゃんは土日空いてるそうだけど、颯太君は日曜日しか空いてないみたいよ、モリヒデ」
「そっかぁ・・・じゃあ日曜日の日中は別行動にする?」
「そうねぇ・・・もう少し、朝ちゃんと詰めてみるわ。それより、ちょっと喉渇かない?」
「そうだな・・・ソフトドリンクとカクテルとどっちがいい?」
「そうね・・・折角だからカクテルぅ 甘いのが飲みたいな」
「甘いのなら・・・カシスオレンジで良いか? おれがソルティドッグ飲むわ」
「うん。あっ、でもその前に楽な格好に着替えてしまわない?

「そうだな、その方がそのまま寝れるしな。」そう言いながらモリヒデがスーツケースの中をゴソゴソと物色し始めた。


「・・・ちょっとぉ、いきなり目の前で脱がないでよぉ」
「良いだろ、今更照れる仲じゃないだろ」
「そりゃそうだけど・・・普通、カーテンとか閉めない? また、駅を通過するわよ」
「当分、停車駅は無いから大丈夫だって。ほら、お前も着替えろよ」
「・・・着替えろよって、カーテン開いてるしモリヒデに丸見えじゃないのよ」
「分かったよ・・・カーテン閉めりゃいいんだろ」ブツブツ言いながらモリヒデがカーテンを閉める。
「こら、モリヒデも向こう向いてなさいよ」
「あ~大丈夫大丈夫、俺なら気にして無いから」
「あんたじゃなくて、私が気になるの!」
「ったく面倒臭い奴だなぁ・・・じゃあ、おれ晩酌の準備しておくからよ」
そう言うとモリヒデは窓際に置いたビニール袋の中を、ガサゴソと物色し始めた
今のうちに着替えちゃわなきゃね

「あれぇ? なぁヒグラシ・・・ポテチ買わなかったっけ?」モリヒデがこっちに振り返る。
「ちょっと~ドサクサに紛れて振り返らないでよぉ、このエッチ」
「うわっ・・・普段見慣れてるけど、こんなシチュエーションで改めて見るとやっぱりドキッとするなぁ」
「ちょっと素に関心してないで、後ろ向いてなさいよ」
「おっ悪りぃ悪りぃ」
ったくぅ、隙も何も有ったもんじゃない。
でも確かに、ちょっぴりドキドキしちゃいますねヾ(^_^;)


「・・・じゃあ、私は朝ちゃんと朝ちゃんのアパートでゆっくりした後、渋谷の109や表参道ブラブラしてから、品川駅に戻るね。」
「俺と颯太は、朝ちゃんのアパートから、秋葉原行って、それから品川向かうわ。」
日曜日は、朝ちゃんのアパートに行ってから、別行動って事で話がまとまりました。

「んで、土曜日はどうしようモリヒデ」
「そうだなぁ・・・何たって急な話だったから、情報集めて無いしなぁ。どこか行きたい所有るんか?」
「ん~どこ行っても人が多くて疲れちゃいそうよね」
「じゃあ何で東京なんて行くんだよ、ヒグラシ」
「それも確かにそうよね~。でもね、色んな雑貨とか見てみたかったのよ」
「雑貨だったら、ハンズかロフト位しか知らないぞ俺」
「そうよね・・・そうだ、日向さんならそう言うお店知ってるんじゃないかな? ほら、彼氏さん東京じゃん」
「あぁ、洋一さん東京在住だったな。メールしてみたら?」
「うん、ちょっと聞いてみる」

「・・・残念、日向さんもあんまり東京の街は歩いてないんだって。でもね、自由が丘ならそれなりにおしゃれな店が多いんじゃないかってさ

「自由が丘ってどの辺だぁ?」
「私に聞いたって知る訳ないでしょ、あんたその為にスマホに変えたんじゃないの?」
「確かにな。どれ、アプリを起動させっかな・・・じゆうがおか・・・っと。おっ出た出た。」
「どう?遠い?」
「いや、渋谷からそんなに遠くないぞ、品川から1時間かからないみたいだ」
「じゃあ折角の日向さんお勧めの街だから出かけてみる?」
「そうだな、考えてみたらスマホで色々検索すれば、色んなスポット見つかるよな。」
「そうよね~。折角買ったんだから活用しなくっちゃね。」
「って買ったのは俺なんだぞ、感謝しろよな」
「はいはい♪ そうだ、ねぇ早速、自由が丘の雑貨店検索してみてよ」
「ほいほい・・・あっヒグラシ、悪りぃドリンクのおかわり取って」
「ん~OK、何飲む? 残ってるのはビールとモスコミュール、カンパリオレンジくらいだよ」
「ん~じゃあ、モスコミュールね。・・・雑貨店結構あるぞヒグラシ」
「じゃあ私カンパリオレンジ飲んじゃおうかな・・・もっと雑貨店絞り込める?例えばル・クルーゼとかルクエとか」
モスコミュールのプルトップを引き、モリヒデに手渡す。
「おうサンキュー。検索ワード加えれば、なんぼでも絞り込めるぞ。るくるーぜ・・・っと。何なんだ、るくるーぜって?」
「おしゃれな、ホウロウ鍋作っている会社だよ・・・あっ、このカンパリオレンジ結構美味しい♪」
「鍋買って、どうやって持って帰るんだよ、お前?」
「えっ? だからモリヒデを誘ったんじゃないのぉ それに卒業就職祝いをオネダリ出来るし♪」
「うわっ最悪~」
「じゃあ今から降りる?モリヒデぇ」
「くっそ~、覚えてろよヒグラシぃ」
「ごめんねぇ 最近物忘れがひどくって」
「最近始まった事じゃないだろ」モスコミュールを飲み干しながら、ボソッとモリヒデが呟く。
「はは~ん、お祝いにもう一品追加しても良いのぉモリヒデ」
「うぉ~勘弁勘弁」

そう言うモリヒデに、気がつくと私はキスをしていた。
今にして思えば私、結構酔っぱらっていたのかもしれませんね(・_・;)
キスをしたまま、モリヒデがゆっくりと背中に手を回し、私を強く抱きしめる。
「ちょっとぉ痛いってぇ、そんなに強く抱きしめたらぁ」甘えた声でモリヒデに訴えてみる。
「あっゴメンゴメン」力を緩めスキを作ったモリヒデに、逆に思いっきり抱きついてみた。
「あっコラッ、カンパリがこぼれるだろうが」
「んっもう・・・」私は最後ひと口残っていたカンパリを口に含み、そのままモリヒデといたずらっぽく唇を重ねた。
カンパリを飲み干したモリヒデが、もう一度強く唇を重ねてきた。
そして、うなじや首筋にゆっくり舌を這わす
「はぁ~んモリヒデ駄目だって、こんな所でぇ」そう言いながらも私はゆっくりとモリヒデを受け入れていって

・・・・・・あ~やばやば、またそっちの方向に頭が飛んで行っちゃうところでした。
気がつくと、どこかの駅に着いたみたいで列車は停まっており、カーテンの向こう側が少し騒がしいです。
ホームのアナウンスに耳を澄ませてみる。
・・・熱海みたいですね、携帯を開いて時間をチェックすると5:45・・・もう少しベッドの中でまどろんだら、起きなきゃいけませんね。
窓際のベッドでだらしなく寝ているモリヒデに視線を移す。
さてどうやってモリヒデを起こそうかなぁ~
こちょこちょ?それともカーテンを勢い良く開ける?それとも優しくキスしちゃう?
・・・いやキスしたら、またモリヒデの奴は暴走しそうだからやめておこう
クスクス笑いながら、もう一度モリヒデの顔を覗き見てみる
気がつくと、ほっぺに私はキスをしていた。




松舞ラブストーリーアーカイブ
 
ショート・ショート編
モリヒデ・ヒグラシ編
颯太・朝葉編
洋介・日向編
幸一・真子・美結編
御主人様28号・詩音編
比呂十・美咲編
優ママ編
本田・楓編
android game編
ある高校生の夏休み編【完結】
(小夜曲)sérénade編【完結】
楓・青木先輩編【完結】
本田・沢田編【完結】
2009年収穫祭編【完結】


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テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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