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松舞町ラブストーリー
山陰の仮想の町松舞町を舞台にした、様々な恋愛を見守ってやって下さいね。
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android game VOL,5
「ただいま~」ボクは玄関にドカッと腰をおろし、靴を脱ぎ始める。
「オ帰リナサイ、一郎サン。遅クマデ部活ダッタンデスネ」
振り返ると、淡いピンクのトレーナと、同様に淡い黄色のスエットを履いた、みるふぃ~ゆが立っていた。
居るとは分かっていても、やっぱりドキッとしちゃいますね、こんばんは一郎です。
――――――――― android game 編 1月11日(火)―――――――――
「ちょっと部活帰りに、買い物して帰ったからね・・・ほら、オレもみるふぃ~ゆに似合いそうな洋服買ってきたよ、気に入るといいんだけどな」
そう言いながら洋服が入った紙袋を、カバンを取ろうと屈んでいるみるふぃ~ゆの鼻先に差し出す。
「エッ?私ノ為ニ買ッテキテクレタンデスカ、アリガトウゴザイマス、スゴク嬉シイデス」

「オ母サ~ン、一郎サンガ洋服ヲプレゼントシテクレマシタァ」
パタパタと嬉しそうにスリッパを鳴らしながら、みるふぃ~ゆは台所に消えていった。
人に喜んでもらえるって、やっぱりこっちも嬉しくなりますよね。
そう思いながら玄関を上がる時、ボクの足に何かがぶつかった。
「イテっ」そう思いつつ下を見ると、そこにはボクのカバンが転がっていた。
嬉しさのあまり、みるふぃ~ゆはボクのカバンを片付ける事を忘れちゃってますね・・・さすがドジっ子スキルマスターです(笑)

2階のボクの部屋に上がり、着替えをしていたらみるふぃ~ゆが部屋のドアをノックした。
「一郎サン、入ッテモイイデスカ?」
「うん、着替え終わったから大丈夫だよ」
「早速、一郎サンニモラッタ服ヲ着テミマシタ。」

ドアの前には、ボクが買ってきたボア付きの白いセーターとチェックのミニスカートを履いた、みるふぃ~ゆが立っていた。
「ドウデスカ似合イマスカ?」
軽くターンをしながら、みるふぃ~ゆがチェックのスカートをひるがえす。
「うん、思った通り似合ってて可愛いよ」
「ワ~イ、アリガトウゴザイマスゥ」みるふぃ~ゆがボクの首に抱きついて来た。
突然の出来事にボクは、頭の中が真っ白になった
「アッ大丈夫デスカ一郎サン、身体ガフリーズシテシステムエラー状態デスヨ。私ノ腕ノ力ガ強過ギマシタカ?」
「あっ、いや大丈夫だよ。突然、抱きつかれたからびっくりしたんだ。」
「ゴメンナサイ、余リニ嬉シクッテ・・・」
「うん、平気だからね。」
「デモ、コンナ洋服ヲ男ノ子ガ買ウノッテ、恥ズカシクナカッタデスカ?」
「いや、それは・・・恥ずかしかったさぁ」
みるふぃ~ゆに、斉藤さんと買い物に行った事を話すのって、何となく裏切っているような気がして話を適当に誤魔化した。

「ただいま~」
「アッ、オ父様ガ帰ッテコラレマシタ。」
そう言うとみるふぃ~ゆは階段を駆け降りた。
「オ帰リナサイ、オ父様ァ・・・エッ?コレ、私ニデスカ? ワァ、アリガトウゴザイマス。 今日ハ皆サンカラ沢山洋服ヲプレゼントサレル日デスネ・・・・・・ハイ、コノ洋服ハ一郎サンガ買ッテキテクレマシタ。」
・・・父さんまで、みるふぃ~ゆの洋服買ってきたんだ、男一人で買いに行くなんて度胸有るなぁ
まさか、他の女の人と買いに行ってたりして・・・あえて安物ドラマの様な話の展開は考えない様にしよう。


「一郎サン、ゴ飯ノ準備ガ出来マシタヨ」
「うん、分かった・・・あれ?みるふぃ~ゆ、またスエットに着替えたんだ」
「ハイ、折角一郎サンニモラッタ服ヲ汚スト、モッタイナイデスカラネ。アノ洋服ハ、オ出掛ケスル時ニ着マス」
「そうか、じゃあお出掛けする時がより一層楽しみになるな。そう言えば父さんも洋服買ってきたんだな、どんな洋服だった?」
「オ母サンガ、後デ見マショウッテ言ッテマシタカラ、マダ私モ見テナインデスヨ。今カラ楽シミデスゥ」
確かに色々な意味で楽しみです♪

今日の夕ご飯は、みるふぃ~ゆが作った寄せ鍋でした。
切って土鍋に放り込むだけだから、作ったと言うのは微妙な表現かもしれませんが。
「今日の食材はね、みるふぃ~ゆちゃんが栄養バランスを考えて選んでくれた食材なのよ。」
「コノ時期ハ、ヤッパリ蟹ガ美味シインデスケド、今日ハ海ガ荒レテイタノカ、値段ガ高カッタンデス。ダカラ今夜ハ、大山部屋ッテ相撲部屋秘伝ノチャンコ鍋ヲ真似テミマシタ。」

「秘伝なんて聞くと、すごく美味しそうに聞こえるな、一郎」
「そうだね、でもちゃんこ鍋なんて、カロリーが高そうなイメージが有るけどなぁ」
「あら、ちゃんこは意外と栄養バランスのいいヘルシーな鍋なのよ」
「ハイ、鶏ノ脂身ハ外シテ冷凍シテ有リマスシ、軟骨モツクネニシテ入ッテマスカラ、ヘルシーデ美肌効果モバツグンデスヨ」
「しかし母さん、みるふぃ~ゆと買い物に出掛けるのって、違和感とか無かった?」
「そうねぇ・・・ご近所の人に事情をいちいち説明するのが、面倒だったわね。でもみるふぃ~ゆちゃん、礼儀正しいから皆さん感心してたわよ。それ以外は全然普通に買い物出来たし、計算とか冷蔵庫の中身の把握とか、助かる事の方が多かったわよ」

「私モ、オ母サンノオ役ニタテテ嬉シカッタデス。ソレニ沢山ノ洋服ヤ日用品ヲ買ッテイタダキマシタシ。」
「どんな感じの洋服を買ってもらったんだ、みるふぃ~ゆ」
「ダッフルコートヤ、ブラウス、スカート、ワンピース、パジャマニ、ブラジャートショーツヲ買ッテモライマシタ」
「ブラジャー!・・・ショーツ!・・・」
「アッ一郎サン、マタイヤラシイ事ヲ考エテマセンカ?絶対ニ見セテアゲマセンカラネ。」
「馬鹿、お前の下着姿なんて興味無いって。そう言えば父さんも洋服買って来たんだって。恥ずかしく無かった?」

「予め母さんに、洋服のサイズを聞いておいたから、娘の誕生日プレゼントって店員に説明して選んでもらったぞ。お前こそ、年頃の男の子が女性物を買うのは恥ずかしかったろう。彼女のプレゼント用って言うのは、お前のルックスからしてリアリティに欠けるしなぁ」
「あっ、酷い事言う父親だなぁ~。言っとくけど、正治おじさんには『お父さんの若い頃にそっくり』って言われてんだぜ」
「じゃあ、彼女の一人や二人居てもおかしく無いはずなんだけどなぁ」
「一人や二人じゃなくて、一人で充分じゃないの? はいはい、馬鹿な事言ってないで食べなさいよ、折角みるふぃ~ゆちゃんが作ったお鍋が冷めちゃうでしょ」
いや~何とか、ボクがどうやって買い物したか、カミングアウトしなくて済みました(^^ゞ


食事が終わり、居間でテレビをつけたまま携帯ゲームをしていると、みるふぃ~ゆと母さんの「何これ~?」って声が聞こえてきた。
「デモ、可愛イデザインデスヨ、オ母サン♪」
「まぁ、確かに可愛いデザインだけどねぇ・・・どう言う観点で父さんは選んできたのかしら?」
「チョット着テミテモイイデスカ、オ母サン。」

「えぇ、もちろん。まぁ考え様によっては、こっちの服の方が家事をするにはうってつけよね。」
「ワァ、フリルガ一杯付イテテ、可愛イデスゥ。オ掃除トカ、楽シクナリソウナ感ジデスネ」
・・・一体、父さんはどんな服を買ってきたんだ?
「折角着たんだから、父さんや一郎にお披露目してきたらどう?」
「デモ、チョッピリ恥ズカシイデス。」
「確かに、ちょっと恥ずかしいわよね・・・絶対に私は着れないわ、そんな服は。」

「ソウ言ウ風ニ言ワレルト、余計ニ恥ズカシクナッチャイマスゥ」
「ははっゴメンゴメン。年齢的にって意味よ、みるふぃ~ゆちゃん。ほら、見せに行って来なさいよ、みるふぃ~ゆちゃんなら似合っているから大丈夫だって」

「アノ~オ父様一郎サン、チョットイイデスカ?」
うわ~一体どんなコスチュームだろう、ドキドキしてきた
「おっ早速着て見たんか。どうだ気に入ってもらえたかな?」
「ハイ、スゴク可愛イ服デス・・・デモ、少シ恥ズカシイカモ・・・」
「そんな事無いさ、絶対にみるふぃ~ゆに似合うって」
あ~勿体付けずに早く見せてもらいたいです。
「ソウイデスカ?・・・ジャア入リマスヨ」
ドアがゆっくり開いて、みるふぃ~ゆが顔を覗かせてきた。
「おう、早く入りなさいみるふぃ~ゆ」
・・・何だか妙に父さん嬉しそうです。
「ドウデスカ、似合ッテマスカ?」
「お~、イメージ通り、ぴったりじゃないか」
「うぉッ、メイド服ぅ?」
「ヤダ一郎サン、ソンナニ驚カナイデ下サイヨォ」
「いや、父さんの趣味に驚いたんだよ・・・マジでぇ父さん、そう言う趣味が有ったのぉ」

「何だよ一郎、父さんだって悩みに悩んで買ったんだぞ、結構恥ずかしかったんだからな。」
そりゃ恥ずかしいだろうよ・・・こりゃ確かに母さんじゃ着れないよな、着ている姿も想像したくないし。
って言うか、普通のブティックとかにメイド服なんて売って無いだろ~、一体父さんはどこに買いに行ったんだよ~(^^ゞ


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本田・沢田編【完結】
2009年収穫祭編【完結】


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テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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