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松舞町ラブストーリー
山陰の仮想の町松舞町を舞台にした、様々な恋愛を見守ってやって下さいね。
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紅葉の季節ですね♪
大森の実家に着いてみると、楓と健吾の奴は垣根の所で待っていた。
「おはようございます、佳奈絵さん。お兄ちゃんもおはよう~」
「ヒデ兄、佳奈絵さん、おはようございます」
「おっす、楓、健吾」「おはよう、健吾君に楓ちゃん。良い天気になったわね♪
「そうっすねぇ佳奈絵さん。ところでねぇヒデ兄、長距離運転大丈夫っすか?」
「おう、任せとけって」
とは言ったものの、昨日は深夜残業になっちまったから、正直眠いっすOo。(。pω-。)
まぁ、いざとなったらヒグラシに運転させれば良いかぁ‥‥‥ただ若葉マークのヒグラシの運転の方が危険性が高いって話も有るんですけどね(⌒∇⌒;)ゞ
おはようございます、モリヒデです。
―――――――――11月6日(土)―――――――――
俺達はこれから、尾道に一泊旅行に出掛けます。
でも今回はヒグラシと二人でお泊まりデートじゃないんですよ、楓に健吾と言うおまけまで付いています(-“-)

何でも、バイトして貯めたお金で、二人でこっそりと旅行に行くつもりだったみたいなんですが、さすがに相手が健吾とは言え楓と二人で旅行させるのは、兄として許し難い物が有りました。
「ならさぁモリヒデ、私達も一緒に出掛けようよ。うちらが保護者として同行して、ツインを二部屋予約すれば文句無いでしょう?」
ヒグラシの奴が、そう提案してきた。
最初は、楓の奴が嫌がったけど何やら女同士で話し込んだ挙句、俺が車を出す事で楓は納得したみたいです。
でも俺の方は全然納得してないんですけどね。結局、運転するのは俺だし、何だかんだ金も出してやらなきゃいけないんだろうし‥‥

そんな中、ヒグラシが運転免許試験に合格し(正直、2回は落ちるだろうと予想してたんだが)、来年の春からは雲山でOLするんだし(これに関しても「よくもまぁ、鈍臭いヒグラシが採用されたもんだ、奇跡に近いな」っと内心思ってたりします)、それまでに車に慣れておきたいって言い出したんで、最終的に今回の一泊旅行が決定したんです。


横田越え俺の実家からだと、国道54号線よりも国道314号線で尾道に向かった方が近いから、結構厳しい山道も有りますがそっちのルートで向かいます、紅葉もこっちの方が見応えが有りますからね。
「ねぇお兄ちゃん、尾道ってここから何時間くらいかかるの?」
「あっ待ってね楓ちゃん、ナビに表示されてるから‥‥‥あと二時間位はかかるみたいよ。」
ヒグラシの奴、ずいぶん俺のカーナビの扱いにも慣れてきました。
まぁ、毎日の様に俺を足代わりに使ってますからね(-_-;)
「二時間かぁ、着いたらお昼前だね健吾」
「でも楓、休憩だってしなきゃいけないから、もう少しかかるんじゃないか。ねぇヒデ兄?」
「そうだな、さすがに山道を二時間走り続けるのはきついかなぁ。それに途中でヒグラシに運転変わるから、間違い無くペースダウンするだろうし」
「何それ?私が悪人みたいな言い方じゃん! 安全運転って言って欲しいなぁ、そこは」
「安全ねぇ‥‥お前が運転する事自体が危険な気がするけどなぁ」
「あ~、ねぇちょっと聞いたぁ楓ちゃん健吾君、酷いよねモリヒデの言い草」
「そうよ、お兄ちゃん酷いよ~そのセリフ」
「そうっすよヒデ兄。俺、交通安全のお守り持って来たから大丈夫すって」
[お守り]ヾ(*'-'*)エヘヘ
「‥‥‥」一瞬車内が静まり返った
「何よ健吾、あんたが一番佳奈絵さんの運転を信用してないって事じゃないの?」
「よ~し良く言った健吾!それでこそ俺の舎弟だ(笑)」
こう言う天然ボケをやってくれるから、健吾の事憎めないんですよね~
「健吾君までひど~い。‥‥とは言いつつ、私も人数分の松舞神社のお守り買ってきたんだけどね(笑)」
[お守り] [お守り]ヽ(*^~^*)/ [お守り] [お守り]
ヒグラシのカミングアウトを聞いて、改めてみんなで大爆笑した。


県境の道の駅でトイレ休憩をしたついでに、ヒグラシに運転変わる事にしました。
「‥‥‥シートの位置はヨシ‥‥‥ミラーの位置も動かして‥‥‥。
みんな、シートベルトしたわね? いい?出発するわよ」
「おいヒグラシ、そんなに緊張するなって。そんなに力んでたら長距離運転出来ないぞ」
「分かってるわよモリヒデ~ え~っと後方確認して‥‥‥右のミラーを見て‥‥‥」
「ヒデ兄、マジで大丈夫っすか?」健吾が、後ろのシートからそっと耳打ちしてきた。
「あぁ、大丈夫だって‥‥‥」そう、小声で言い返した途端、車がキュルキュルとタイヤを鳴らしながら急発進した。
「‥‥‥なぁ健吾やっぱり少しヤバいかもしんねぇ」俺は健吾と目を合わせた
(:´ヘ`)ゞ (´ヘ`;)ゞ
「‥‥‥」
「‥‥‥‥‥‥」
車内に妙な静けさと言うか緊張感が漂っています
「‥‥‥ヒグラシ」
「‥‥‥‥‥‥」
「‥‥‥なぁヒグラシ」
「‥‥‥」
「‥‥‥お~いヒグラシ~」
「‥‥‥‥‥‥黙ってて!運転に集中してんだから」
「‥‥お前、運転に集中って前ばっか見過ぎだって。周りの景色も見なきゃ逆に危ないぞ。」
「そんな事言ったって、怖くて周りなんか見てらんないわよ~」
「いや別に、首を回して横向けって言ってるんじゃないから。進行方向の先の先なら、そんなに視線移動しないだろ。そこを見ておくだけで次の運転動作を予測出来るだろ、それが逆に安全運転になるんだって」
「先の先って‥‥‥あっ、ねえ向こうから来る車のボディに一杯水滴が付いてる、やだ~この先雨降ってるのかなモリヒデ?」
「う~ん、他の対向車は濡れてなさそうだし、対向車線に濡れた轍はないから、洗車帰りじゃないか。」
「そっか良かった。雨の日の運転なんて余計怖いからね。」
「尾道が雨だったら最悪よね、健吾」
「そう言えば、楓って雨女じゃなかったっけ?」
「誰が雨女だって?健吾!」
「だって、運動会や遠足って雨の時が多かったじゃんか。お前と出掛けててスッキリと晴れた日って、数える程じゃないかよ~」
「それは、私じゃなくてあんたが雨男なんじゃないの?」
「まぁまぁ二人とも大丈夫だって。ここに脳がお天気な日本一おめでたい男が居るんだから」
「んっ? それって、ひょっとして俺の事か? そうそう、赤飯 御頭付の鯛 モリヒデ様って位、おめでたいからな。祝事の度に駆り出されるんだよな俺って」
「聞いた事無いよお兄ちゃん、そんな言葉。『地震 雷 火事 兄貴』の間違いじゃないの~」
「そう言えばヒデ兄は、棟上げの餅巻きには必ず行ってるもんね。」
「あぁ健吾君、それは招かれたんじゃなくて、モリヒデが餅目当てにノコノコと出掛けてるだけだから(笑)」
~~~(/ ̄▽)/ (餅) (餅)  (餅)  (餅)
「お前ら、相変わらず好き放題言うなぁ。しかしヒグラシ、そんだけ喋れるって事は、少しは緊張がほぐれたって事かな?」
「あっ、そう言えばそうねぇ。オシャベリしながらでもちゃんと運転出来てるし、周りの景色を見る余裕がちょっと出来て来たわぁ」
「そうタだろ~、先の先の予測が出来るから運転が少しスムーズになっただろう」
「うん、確かにそうね」
まぁ、まだまだ危なっかしい運転には変わり無いですけどね。
でもまぁ、少しづつヒグラシにも運転に慣れてもらって、いずれかは二人で運転変わりながら長距離ドライブをしてみたいですね。
多分その頃になっても、ヒグラシの運転には注文が多い事とは思いますけどねヾ(≧∇≦)〃

松舞ラブストーリーアーカイブ
 
ショート・ショート編
モリヒデ・ヒグラシ編
颯太・朝葉編
洋介・日向編
幸一・真子・美結編
御主人様28号・詩音編
比呂十・美咲編
優ママ編
本田・楓編
ある高校生の夏休み編【完結】
(小夜曲)sérénade編【完結】
楓・青木先輩編【完結】
本田・沢田編【完結】
2009年収穫祭編【完結】


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テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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