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松舞町ラブストーリー
山陰の仮想の町松舞町を舞台にした、様々な恋愛を見守ってやって下さいね。
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40日の1日目
学生に与えられた数少ない特権の一つ、夏休みに突入しましたヽ(^o^)丿
ヒデ兄には、申し訳ないですが、これからの40日間は、遊びまくります(笑)
社会人の皆様ごめんなさい、学生で良かったと思っている、本田健吾です。
―――――――――7月17日(土)―――――――――
・・・・・しかし折角夏休みに突入したと言うのに、今日も登校です。
8月上旬に有る、吹奏楽コンクールに向けての練習、そして松舞高校野球部が試合の時は、応援団に駆り出されます。
まあ、松舞高校は毎年1回戦敗退ですから、応援は1日で終わる予定なんですが・・・ここだけの話、県大会2回戦の最中に、ブラスバンド部は合宿に出掛けるんです。野球部が知ったら、怒るんでしょうね(^^ゞ

「よ~し、じゃあ30分程休憩してから、もう一度通しで演奏するぞ」青木先輩が、指揮棒を譜面スタンドに乗せながら、全員に声をかける。
「しかし、今日も暑いなぁ~。おい本田、部費から出していいから、アイス買って来てくれよ~。」
「ちょっと青木、勝手に部費を使わないでよね。」
沢田先輩が、青木先輩を注意する。
実は、青木先輩と沢田先輩が、最近急接近しているんですよ。
俺と楓的には、応援しているんですが、ちょっぴり複雑な感じですよね。
「はい、本田君。このお金でアイス買って来てね。このお金は、遠藤顧問から特別に差し入れてもらったお金だから、使っても大丈夫だよ・・・ちゃんとレシート貰って来てね。」
「はい分かりました、副部長。お~い、飯塚に小村~コンビニ付き合ってくれや。」
僕は、1年の男子を2名連れてコンビニに向かった。

コンビニに入ろうとした時に、佳奈絵さんとバッタリ出会った。
「あっ、健吾君。今日も暑いわね~」
「佳奈絵さん、ち~っす。どうしたんっすか? ビシッとした格好して?」
「どう?似合ってる? 今日はこれから、雲山で面接なのよ。」
「そっか、佳奈絵さんは学生とは言え、就活しなきゃいけない年なんですね、お疲れ様です。なかなかスーツ姿の佳奈絵さんも素敵ですよ。」
「ふふっ、お世辞が上手くなったわね、健吾君。じゃあ部活頑張ってね」
そう言うと、佳奈絵さんは炎天下の屋外へ出て行った。
「知り合いっすか、本田先輩?」横に立っていた、飯塚が小声で話し掛けてくる。
「おう、かえ・・・森山の兄貴の彼女さんだ。」
「へぇ~、俺、タイプかも・・・妹とか居ないっすかねぇ?」
「残念ながら、弟だ(笑)。ほら、カゴお前らが持てよな。」
・・・確かに今日の佳奈絵さんは、見違える程だった。楓なんかとは比べ物にならない位・・・(^^ゞ

お昼を食べて、午後はパートごとに分かれての練習でした。
俺達木管パートは、沢田先輩を取り囲む様に、グルっと座った。
「じゃあ、ダルセーニョから、始めるわよ・・・1・・2・・」
・・・沢田先輩と一緒に演奏出来る時間も、あと20日位となりました。まぁ、コンクールで上位に入れば、中国大会、全国大会と、一緒に演奏する機会も増えるんですけどね。
沢田先輩と付き合う事は無かったんですが、やっぱり僕にとっては特別な存在なんですよね。
相変わらず、昼休みはお互い図書館で過ごしてますよ。まぁ楓を含めた女子がオマケで付く様になったんですけどね(――゛)
「ねえ本田君、5小節目の出だしが、気持ち早いんじゃない? だから、みんなの演奏が崩れ始めるのよ。それから、フルートパートはちゃんと譜面を見てね。ピアニッシモもフォルテッシモも同じ音になってるわよ。他のサックスメンバー、それにオーボエとクラリネットは、運指に手間取ってる人が居るから、もっと個人練習をする様に。」
演奏の事になると、沢田先輩はいつもの優しい表情が、一変し厳しい先輩と変わっちゃうんですよね。
パート練習の後、もう一度全体練習を行って、今日の練習は終了です。
その後、遠藤先生を交えて、野球部の応援の打ち合わせと、沢井市での合宿の説明が有りました。
沢井市での合宿と言えば、ヒデ兄と佳奈絵さんの高校1年の時のエピソードを思い出しますね。
エピソード言うよりは、ただ単に惚気話なんですけどね。
やっぱり、僕も楓と色々有るんでしょうか?
一応、コンドームとか準備しておいた方が良いのかな?備え有れば憂い無しって言うし・・・
でも、どうやって買えば良いんだよ・・・さすがにヒデ兄に相談する訳にはいかない話だしなぁ・・・
「こら、本田ちゃんと聞いてるか!」
すわっ、邪な考えをしていたら、遠藤に叱られちゃいました。
「すんません、コン‥‥‥根性で頑張ります。」
ドッと、笑い声が広がった。
「‥‥‥そっか、先ず今日は根性入れて、話を聞いてくれよナ」
少し呆れた顔で、遠藤先生が呟いた。
「うっす」‥‥‥いや~やばかった。つい本心をポロッと喋りそうになりました。

部活も終わり、帰りにみんなでサンモールに遊びに行く事になった。
「健吾、あんた遠藤先生の話の時、何寝ぼけてたのよ(笑)」
「うっせぇなぁ。楓には関係無いだろ」‥‥‥実は、大有りなんですけどね(汗)
「たまに、寝ぼけた事言うわよね、本田君って」
「あっ、沢田先輩まで。ひどいなぁ」
「だって、本当の事だろ本田。」
「青木先輩‥‥‥青木先輩なら、きっと僕の気持ち分かってくれますって」
「なんだそりゃ?」またまた、みんなで大笑いになった 
「しかし、コンクールが終わったら、俺達はブラスバンド部も卒業だな・・・」
「そうね・・・ついに受験勉強突入ね。」
「本田先輩も沢田先輩も進学組でしたよね。やっぱ、大阪か東京行っちゃうんですか?」
「俺は、一応神戸大が第一志望だ。沢田は?」
「私?私は、東京にしようか大阪にしようか、未だ決めかねてるのよね。」
「どっちにしても、松舞を離れちゃうんですね。寂しくなりますね。」
「森山さん、ちゃんと夏休みには差し入れ持って遊びに来るからね。ねぇ、青木。」
「えっ・・・あぁ、そうだな。本田、期待しておけよ」
・・・やっぱり、ちょっと楓と青木先輩はしっくり来ていない感じですね。
僕と沢田先輩と違って、二人は曲がりなりにも付き合ってた仲なんですからね。
もちろん、僕としても少し複雑な心境なんですが‥‥僕の知らない楓を青木先輩は知っている、そんな気がしてならないんです。
でも、それは割りきらなきゃいけない事なんですよね。

「あれ?本田先輩、あの人は。」
小村が話し掛けてきた。
奴に言われて前を見ると、またもや佳奈絵さんの姿が。
「あら健吾君、今日はよく遭うわね(笑)。楓ちゃんに、青木君まで。って事は部活帰り?」
「あっ、金田先輩お久しぶりです。そうっす、今帰りです。」
「佳奈絵さん、今日はどうしたんです?スーツなんか着ちゃって」
「今日は、雲山で面接だったのよ」
「んで、どうだったんです面接の結果は?」
「健吾君、そんな即には回答来ないって。感触は良かったんだけどね。」
「そっか、そうっすよね。でも、合格だといいっすね。」
「うん、ありがとう。ほら、他の人達が待ってるわよ、待たせちゃ悪いって。」
「あっ、はい。じゃあ金田先輩失礼しま~す」
青木先輩は、沢田先輩の方に向かって歩き出した。
「じゃあ、佳奈絵さん俺達も、行きますわ。」
「うん。‥‥そうだ、二人とも来週の日曜日は何か用事有る?」
「えっと、来週の日曜日は部活も無いし野球の応援も終わってる予定ですから、特に用事は無いですよ」
「俺も、特に用事は無いですよ。なんっすか?海ですか、花火ですか?」
「ブッブ~。海でも花火でも無く、松舞川の河原でバーベキュー大会やるの。松舞保育園の園児や先生達と一緒にね。さっき朝ちゃんのお姉さんから、キュアピーチの女の子にも声かけておいてって、メールが有ったの」
「バーベキューっすか、行きます行きます♪」
「あっ、私もバーベキュー大好き~」
「じゃあ、決まりね。なんなら、土曜日の夜はうちのアパート泊ってく?」
「助かります。」
「了解、了解。じゃあ来週の土曜日夕方ね。」
「うっす、お願いします。」「じゃあ、佳奈絵さん失礼しま~す」
僕達は、佳奈絵さんと別れた。
「やったな、楓~。バーベキューだって、肉食い放題だぞ。」
「あんたは、食べる話になったら、元気になるわね(笑)。ほら、急がないとみんな店内に入っちゃったわよ。」
「おう、行くぞ楓。」気が付いたら、楓の手を握りしめて僕は歩き始めていた。
その後、1年の小村や飯塚に手を繋いでいるのを見つかり、冷やかされる事になるとは、思いもよりませんでしたが(・_・;)





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比呂十・美咲編
優ママ編
本田・楓編
ある高校生の夏休み編【完結】
(小夜曲)sérénade編【完結】
楓・青木先輩編【完結】
本田・沢田編【完結】
2009年収穫祭編【完結】


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テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

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