FC2ブログ
松舞町ラブストーリー
山陰の仮想の町松舞町を舞台にした、様々な恋愛を見守ってやって下さいね。
カウンター

最近の記事

カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

月別アーカイブ

カテゴリー

QRコード

QRコード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

another story
会社の倉庫で、小村先輩と明日の工事の準備をしていたら、携帯にメールが届いた。
作業の手を止めて、携帯をチェックするとヒグラシから、メールが届いていた。
「え~っと、何々?」
俺はメールの文章を読み、ニヤッと笑った。
こんばんわ、モリヒデです
―――――――――3月12日(金)―――――――――
「何だよ森山~。気持ち悪いなぁ、ニヤニヤ笑って。佳奈絵ちゃんからのメールかぁ?」
「佳奈絵ちゃん・・・?あぁ、ヒグラシの事ですか、確かにヒグラシからのメールなんですけどね。うちの妹に、男が出来たんですって。」
「へぇ~、でもそれって兄貴として心配じゃないんか?」
「全然心配じゃないですよ。それに今度の男は、生まれた時からの幼馴染みなんですよ。ほら、クリスマスコンサートの時、ジャズでサックスのソロ吹いた奴、あいつなんです。」
「お~、あの高校生ってお前の妹の幼馴染みかぁ~。幼馴染と結ばれるって、何か羨ましいなぁ~」
「あっ、今のセリフ美咲先生に、チクっちゃいますよ。」
「馬鹿、冗談だって。」
本気で焦る、小村先輩が可愛いです。
「そいつは俺の事を、『ヒデにい』って呼んでいて、殆ど弟みたいな奴なんですよ。
正直、変な男に引っ掛かるより、そいつと付き合ってくれればって思ってたんですよ。
ちょっと頼りない感じの奴なんですけどね、芯はしっかりしてるし、優しい奴なんです。
そいつなら、妹の良い所も悪い所も知ってるから、上手くコントロールしてくれると思うんですよ。」
「ほぉ~、お前が褒める位なんだから、相当良い奴なんだろうな。」
「そう言えばそうですね(笑)。俺が認める男なんてそうは居ないですよね。・・・それで、今、その報告を兼ねて、うちのアパートに来てるそうなんです。
この積み込みが終わったら、帰っちゃっても良いっすか?」
「おう、いいぞ。でも本当は、妹より佳奈絵ちゃんに会いたいんだろ(笑)」
「佳奈絵ちゃんなんて、言われると調子狂っちゃいますよ。あんな奴、ヒグラシで十分ですよ、ヒグラシで。」
「馬鹿、佳奈絵ちゃんの事を『ヒグラシ』って呼んでも良いのは、お前だけだろ。お前だけがそう呼べる権利が有るんだぞ。」
「そんな物っすか?」
「恋人って、そんな物だって・・・。ほら、それ積んだら帰って良いぞ、森山。佳奈絵ちゃんと妹さんにヨロシクな」
「マジっすか?あざ~っす、小村先輩」

ヒグラシって呼ぶ様になって、気が付いたらもう少しで4年目だ。
ヒグラシと俺も、お互いを理解して、上手くコントロール出来る様になっていた。
この前の健吾のクッキー作りを思い出した。
あんな感じで、4人仲良く過ごせたら・・・そう考えたら、少し照れ臭くなった。
さて・・・サンモールでケーキでも買って帰ってやっかな。
楓と健吾の事だから、どうせ何も手土産持たずに、ヒグラシの家に上がり込んでんだろうからな。

松舞ラブストーリーアーカイブ
 ある高校生の夏休み編【完結】
(小夜曲)sérénade編【完結】
ショート・ショート編
モリヒデ・ヒグラシ編
颯太・朝葉編
洋介・日向編
幸一・真子・美結編
楓・青木先輩編
御主人様28号・詩音編
比呂十・美咲編
本田・沢田編
優ママ編
本田・楓編
2009年収穫祭編【完結】


blogram投票ボタン
スポンサーサイト

テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://matumai.blog57.fc2.com/tb.php/182-a22f9ee9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。