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松舞町ラブストーリー
山陰の仮想の町松舞町を舞台にした、様々な恋愛を見守ってやって下さいね。
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リハーサル
「あのね、青木先輩から何も貰ってないんだ・・・実はね、この前別れたんだ・・・」
本当はそんな事、話すつもりは無かったんですけどね。
こんにちは、森山楓です。
―――――――――3月12日(金)―――――――――
青木先輩と別れたのは、本当の話です。
上手く説明出来ないんですけど、青木先輩は理想の彼氏では、無かったんです。
「どんな男の子が理想か?」って、聞かれるとそれはそれで返答に困るんですが(^^;)
ただ言える事は、中学の時、本田と一緒に過ごした日々程、楽しくなかったって言うのは有りますね。
ネガティブで、デリカシーの欠片も無い奴ですけど、一緒に居ると安心出来てた。
ただ単に、幼馴染みだからなのかも知れませんが、変に緊張する事も無く、気を使う事も無い、空気みたいな奴の存在が、一番心地よかった。
もちろん、青木先輩が悪い人って訳じゃないですよ。
ただ、色々と背伸びをしなきゃいけない自分に、ちょっぴり疲れました。
素のままの自分で居られる、本田との日々が最近になって、良かったと感じられる様になっていました。
空気の様な存在だけど、空気って考えてみたら、人が生きていく上で無くてはならない物なんですよね。

・・・そんな、私の事は今はどうだって良いんですよ。
今は、愛の使者として本田の告白が、上手く行く様にする事が重要ですよね。
本田に彼女が出来ちゃえば、私も本田の事、諦めが付く様な気がします。

「それで、あんた、ちゃんと告白のセリフ考えて来たの?」
「まぁ、一応な・・・」
「ねぇねぇ、どんな内容?ちょっと聞かせてよ。私が添削してあげるからさぁ」
「馬鹿、照れ臭いだろ。良いって、何とかやってみせるって」
「でも、折角の告白タイムなんだよ、ビシッと決めなきゃいけない時に、どもったり噛んだりしたら、それで終わりだよ。まぁ、その方があんたらしいけどさぁ。」
「何だよ、その俺らしいってのはよ~」
「だって、本当の事じゃん。ほら、私相手にリハーサルしてみなさいよ」
・・・その時、ある曲が頭を過った。
たまたま見掛けたアニメの、エンディングなんですけど、自分で彼女への告白をリハーサルしてみて、そしてそのまま本気になればいいのに・・・そんな感じの曲が有った。
そう、正にその曲の歌詞通りだと思った。
全て私でリハーサルしてみれば、良いのよ。
そして、楽しかった中学時代みたいに、私の事を・・・

でも、それって身勝手過ぎますよね。
本田との別れを切り出したのは、私の方なんですから。
でも、もし時を巻き戻せるのなら、別れを告げる自分に、忠告したい・・・そんなの、無理な話なんですけどね。
だから、本田に彼女が出来ちゃえば、私も諦めが付くかなって、思っているんです。

松舞ラブストーリーアーカイブ
 ある高校生の夏休み編【完結】
(小夜曲)sérénade編【完結】
ショート・ショート編
モリヒデ・ヒグラシ編
颯太・朝葉編
洋介・日向編
幸一・真子・美結編
楓・青木先輩編
御主人様28号・詩音編
比呂十・美咲編
本田・沢田編
優ママ編
本田・楓編
2009年収穫祭編【完結】


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